(※本記事は2011年6月15日に執筆したものに、加筆、訂正を行ったものです)
とかく人は、ある物の程度を別の物に換算したがる。
レタスの個数で換算するものといえば、食物繊維である。しかし、そもそもレタス1個分の食物繊維って、どれくらいなのか。
手元にある「五訂食品成分表」(女子栄養大学出版部)によると、レタス100g(結球葉、生)あたりの食物繊維は、1.1g だそうだ。Mサイズがおよそ500gとすると、1個あたり5.5gということになる。
と、ここまで調べたところで、気づいてしまうのである。
「レタスの食物繊維は、思ったほど多くない」
野菜に限っていえば、レタスは下から数えたほうが早いくらい、可食部100gあたりの食物繊維が少ない。レタスより少ない野菜を探すのが大変なくらいだ。やっと見つけたのが、トマト(同 0.7g)である。
こんなものと比較してるのか、健康食品会社は。
そういえば、レモンもそうだ。やたらと酸っぱいくせにビタミンCの含有量が少ないこの果物に、皆が換算したがる。いまだかつて、ブロッコリーや赤ピーマンに換算した例を見たことがない。
さて、レタスの食物繊維の少なさはわかったので、逆に多いのを探してみようとページを繰ったところ、とんでもないものを見つけたのである。
- とうがらし(果実、乾):46.4g
どうだ、この量。「レタス20個分の食物繊維がぎっしり」とか言ってる健康食品も、この「とうがらし」の力を借りればこうなる。
「とうがらし240本分の食物繊維がぎっしり」
食えるか、そんなに。
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